【ボート】山地正樹が地元児島のデイリー杯で今年初V インから完璧な逃走劇

 「デイリースポーツ杯」(28日、児島)

 1号艇で圧倒的な支持を集めた地元の山地正樹(44)=岡山・81期・A1=がコンマ07のSで快勝。1周1Mで他艇を一気に突き放す完璧な逃げで今年初Vを飾った。2着は差し追走の立間充宏(岡山)、3周2Mの全速戦で逆転した原田篤志(山口)が3着に続き2連単、3連単とも1番人気で決着した。

 気迫のSとターンで山地がシリーズの頂上に登り詰めた。S展示のホーム向かい風が、本番では追い風に変わる難しい条件ながら、内枠の地元勢は0台S。「速いと思ったが、Sは行くべきところ。1Mでぶっちぎったから、コケないようにしっかり走った」と後続艇の激戦を尻目に悠々とVゴールを駆け抜けた。

 20年は8、11月の児島を含めてV4。予選2位から優勝戦1号艇となった年末のオール岡山は2着に終わったが、今回は予選1位、準優、優勝戦で逃げて王道のVをつかんだ。

 「今年に入って流れが悪かったが、今節はペラに正解を出せた。優勝はご褒美だと思っている」と全力で戦い抜きホッとした表情。2月初旬に早朝練習で若手と共に汗を流し、すぐさま結果を出した。「これからも慌てず騒がずいつも通り。エンジンと対話をしながら走る」と自身のスタンスを貫き戦い続ける。

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