【POG】ヒヤシンスS勝ち馬ラペルーズの動向に注目(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 21日に東京で行われたヒヤシンスS(ダート1600m)を制したのはペルーサ産駒のラペルーズ(牡、藤沢和)。内からするすると抜けてきての勝利で強い内容でしたね。来年に定年を迎える藤沢和師ですが、この勝利で海外遠征のプランが現実味を帯びてきましたね。カジノドライヴでかなわなかった米国クラシック制覇の夢。このご時世でどうなるか分かりませんが、ぜひともいい方向に向かって欲しいですね。

 このレースを1番人気で4着に敗れたタケルペガサス(牡、加藤征)はUAEダービー(3月27日・メイダン)の招待を受諾。出走に向けて調整が進められます。

 フリージア賞(20日・東京、芝2000m)はレインフロムヘヴン(牡、堀)が勝利。使いつつどんどん馬が良くなっている印象で、まだまだ奥も感じさせます。次走はまだ未定ですが、どこまで成長してくるか楽しみですね。

 弥生賞ディープインパクト記念(3月7日・中山、芝2000m)の出走予定馬はここまでも紹介してきましたが、東京の未勝利戦で好タイムで勝ったゴールデンシロップ(牡・木村)は北村宏で参戦予定。「クラシックに間に合わせるために逆算して復帰させた。まだまだ良くなりそうだし、ここでいい競馬ができるなら」と木村師は一発を狙っています。

 ブルーメンブラットの半弟ブルメンダール(国枝)は3月7日の中山1勝クラス・芝1600mで復帰予定。鞍上はルメール。

 デイリー杯クイーンCで12着だったカイトゲニー(牝、和田雄)はアネモネS(3月14日・中山、芝1600m)へ。(馬三郎美浦支局・木村)

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