スポニチ記者が給付申請を勧誘 調教助手ら10人以上か
日本中央競馬会(JRA)の調教助手や厩務員が新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不正受給した疑いがある問題で、スポーツニッポン新聞社大阪本社編集局レース部で、競馬を担当していた男性記者が、申請の勧誘に関与していたことが25日、同社などへの取材で分かった。
男性記者は申請を指南していた大阪市の男性税理士の知人とみられ、社内調査に「税理士に紹介してほしいと言われた。10人以上を紹介した」と説明している。
同社は25日付の紙面で「調査を継続し適切に対処する」とするおわびを掲載。
日本調教師会は「中央競馬の中止はなく、経済的な影響はほぼない」と説明した。