「デイリー杯クイーンＣ・Ｇ３」（１３日、東京）

　インフィナイトが反撃を期す。前走の阪神ＪＦは１４着に敗れたが、今回と同舞台で行われたサウジアラビアＲＣで２着に好走。勝ったステラヴェローチェが朝日杯ＦＳで２着に入り、その価値はさらに高まった。主戦の北村友も「前走は不可解な負け方だったけど、見直したい」と変わり身を期待する。

　Ｇ１・５勝馬アパパネを母に持つ良血馬アカイトリノムスメが重賞初参戦。未勝利－赤松賞を連勝したように素質は確かなものがある。国枝師は「穏やかになってきたし、しっかりしてきた」と成長ぶりを強調する。

　鋭い決め手が光るククナもＶ候補の一頭。シンザン記念は展開が合わず４着に敗れたが、アルテミスＳでは２歳女王ソダシの２着に好走。鞍上のルメール込みで怖い存在だ。

　他では、新馬戦の“逸走Ｖ”が話題となったリフレイムや、中山マイルの新馬戦で直線一気を決めた藤田菜七子騎乗のレッジャードロ、そして素質馬レフトゥバーズ、アールドヴィーヴルにも注目だ。