【ボート】地元の木下翔太が2節連続優勝に挑戦
「BTSりんくう開設8周年記念競走」(31日・住之江)
4日目は準優勝戦が行われ、12Rで2号艇の木下翔太(29)=大阪・108期・A1=がピット離れでインを強奪。そのまま押し切って地元では14回目の優出を決めた。
準優12Rは1号艇の茅原悠紀(岡山)が断然の人気を集めていたが「ピット離れが良かった。茅原さんが失敗したのかも」と大胆な奇襲作戦で1コースをゲット。
「練習していない場所からのSだったけど、地元なので気合でいきました」とコンマ12のフルショットでイン先マイ。会心の勝利で優勝戦に駒を進めた。
「足はだいぶ仕上がった。ターン系統が良くてスリットの行き足もいい。Sも決まって上位級の足」と相棒の20号機の仕上がりは快調そのもの。
前走の戸田タイトル戦で今年初Vを飾り「3号艇なのでチャンスはある」と2節連続優勝へ準備も万端だ。
住之江は3月4日から開催の64周年記念・G1太閤賞に出場予定。名刺代わりの優勝で地元ファンの期待に応えたい。