【AJCC展望】昨年の菊花賞2着馬アリストテレスが始動 重賞初Vを狙う

 「AJCC・G2」(24日、中山)

 明け4歳馬が主力を形成する。注目は菊花賞で無敗の3冠馬コントレイルを首差まで追い詰めたアリストテレスだ。ルメールを背に追われた1週前追い切りは、栗東CWで6F83秒2-38秒8-12秒6をマーク。先導役の僚馬に半馬身ほど遅れたが、音無師は「馬体は500キロを超えるくらい。体が大きくなっている(前走時474キロ)。あとは来週もしっかりやって絞れてくれば」と展望した。“王者”との再戦へ向けて、ここは結果を出しておきたいところだ。

 菊花賞は7着に敗れたヴェルトライゼンデも、ダービー3着の実績を考えれば引けは取らない。「時季的に絞りづらいので、1週前はしっかりとやった(14日・栗東CW6F81秒2-38秒2-12秒3)。これで絞れてくれば」と池江師。こちらも当日の馬体重が鍵になりそうだ。

 菊花賞3着馬サトノフラッグも有力。放牧明けは(2、1、1、0)と久々は苦にしないタイプ。国枝師は「体は少し立派だけど、気持ちの面はいいね」と調整は順調に進んでいる。

 エリザベス女王杯4着の紅一点ウインマリリンも侮れない。アルゼンチン共和国杯2着のラストドラフトや、昨年の2着馬ステイフーリッシュも存在感を示す。

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