【富士S】5番人気ヴァンドギャルドが快勝 ユーイチ日曜の三冠トライへ弾み

 ラウダシオン(中央)を交わすヴァンドギャルド(左)=東京競馬場
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 「富士S・G2」(24日、東京)

 5番人気のヴァンドギャルドが、鮮やかな差し切りVを決めた。道中は中団で流れに乗ると、手応え十分に4コーナーをパス。直線は外に持ち出し、残り100メートルで先頭に立つと、堂々と重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分33秒4。

 騎乗した福永は、日曜の菊花賞で史上3頭目となる無敗の三冠を目指すコントレイルに騎乗予定。大一番を前にタイトルを奪取し、最高の形で弾みをつけた。

 鞍上は「懸念していたスタートも上手に出てくれて、いいポジションで流れに乗れました」と発馬を決めたパートナーをたたえる。「返し馬の感触も良かったし、手応え通りに伸びれば勝てると思っていました。思ったよりも縦長になりましたが、自分のリズムを守って競馬をしようと思っていました」と充実の表情で振り返った。

 2着には好位で運んだ3番人気のラウダシオン、3着には6番人気のケイアイノーテックが入った。

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