【ボート】前田篤哉がルーキーシリーズ連続V 「メンタル面でいいレースができた」

 「ルーキーシリーズ第19戦」(21日、多摩川)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の前田篤哉(23)=愛知・120期・A2=が、インから堂々と逃げて、前節の桐生から連続でルーキーシリーズを制覇し、通算2回目の優勝を飾った。2着に2号艇の宮之原輝紀(東京)、3着には3号艇の藤原啓史朗(岡山)が入った。

 前田がコンマ02のトップSから押し切った。「メチャ速いと思ったけど、レバーを放りたくなかった。体で調整した」。強気な攻めに徹して1Mを豪快に回った。

 62号機は前検時点で、ワースト級の低調機。「新ペラになっていて、初日から出足が仕上がっていた。ほぼノーハンマー。優勝戦も何もしなかった」と、エンジンの潜在能力を即座につかんでいた。

 前節の桐生で、悲願の初優勝を果たした。「肩の荷が下りて、今節は本当に気楽に乗れた。優勝戦も緊張は1ミリもなかった。メンタル面でいいレースができた」と、心境の変化を口にした。

 来期は初のA1級に昇格する。「一つ上の舞台で走らせてもらえるので、しっかり自分のレースをしたい」と、飛躍を誓っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス