【地方競馬】東京盃はジャスティンが逃げ切る 村神様「スピードでは抜けた存在」

 「東京盃・Jpn2」(7日、大井)

 東京スプリントの再現だ。好枠を引いた◎ジャスティンが鮮やな逃走劇を決める。

 前走のさきたま杯はスタートが全て。つまずいてしまい、後手に回る最悪の状況。3走前の千葉Sで3番手から抜け出す競馬を見せているが、さすがにスムーズさを欠いてはどうにもならなかった。それでも5着まで盛り返してきたあたりは地力強化の証明だろう。

 芝からダートへ転戦した昨秋から〈4203〉と順調。2回の掲示板外は、前走と同じくスタートが決まらなかったもので、度外視していい。前々走の東京スプリントでは1番枠からマイペースの逃げ。2着サブノジュニア以下に影をも踏ませず、待望の重賞タイトルをつかんだ。

 舞台は同じ。今回もコパノキッキングを筆頭に強力な先行馬はそろっているが、ダッシュ力&スピードでは抜けた存在。たとえ先手が奪えなくても、発馬さえスムーズに決まれば、好位で控える競馬ができるのも実証済み。さらに、これまでコンビを組んできた主戦・坂井瑠が騎乗停止中で乗り代わりとなるが、コースを知り尽くす元・南関東のリーディング・戸崎圭なら不安は皆無と言っていい。

 前走後は早めに夏休みを取り、十分にリフレッシュ。ここまでの調整過程も順調そのものだ。大井競馬場で生まれ育った矢作芳師も早い時期から「今年は(自分の)地元だからな。何としてもJBC(11月3日、大井)を獲りたい」と本番を見据える。2個目のタイトル奪取で夢をつなげる。(3)の単勝。馬単(3)→(5)(7)(14)。(デイリースポーツ・村上英明)

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