【キーンランドC展望】重賞連勝を狙うダイアトニックが中心
「キーンランドC・G3」(30日、札幌)
サマースプリントシリーズ第5戦。今年の主役は、第1戦の函館スプリントSを制したダイアトニックだ。
今季は2走目の阪急杯で2位で入線しながら3着に降着。続く高松宮記念では、直線の不利が響いて3着惜敗とかみ合わないレースが続いたが、前走の函館SSをスカッとV。勢いを取り戻して札幌に乗り込んだ。1週前は本馬場で5F64秒4-36秒8-12秒0をマーク。岩本助手は「太りやすいのでビシッと。前向きさも出てきました」と体調アップを感じた様子。夏の短距離王へ向けて、視界は良好だ。
UHB賞を楽勝したライトオンキューにも注目だ。昨年は4着に惜敗。陣営はリベンジに燃えている。「昨年以上の状態」と昆師はVの手応えをつかむ。
函館SS2着のダイメイフジ、4着フィアーノロマーノはともに直前に札幌入り。実力は確かだが、体調面が鍵を握る。しらかばSを制したアスタールビー、アイビスSD3着のビリーバーなど、伏兵陣も虎視たんたん。