【クイーンS】スカーレットカラー余力残しで併入リハ 19年2着の雪辱へ

 「クイーンS・G3」(8月2日、札幌)

 19年2着の雪辱を期すスカーレットカラーが29日、好気配をアピールした。

 スカーレットカラーは、札幌芝でユキノフラッシュ(2歳新馬)と併せ馬。前を行くオースミカテドラル(4歳2勝クラス)を目標に発進すると、リズム良く直線へ。2馬身後方から内を突いて追るフラッシュにも全く動じない。軽く促しただけできっちりと併入。余力を残しつつ、5F66秒3-36秒3-12秒6を刻んだ。

 喜多助手は「馬に任せて、いつも通りです。前に目標として帯同馬を置いて、最後も2歳馬に負けないように指示をした程度。気持ち良さそうに走っていましたね。特に硬さも悪い感触はなく、順調にきました」と満足そうにうなずく。19年2着時の経験を踏まえ、今年は札幌入り直後から隣の馬房に帯同馬を置くなど、滞在中は落ち着いて過ごせるように工夫。臨戦過程は確実に昨年よりも上だ。

 「毎日乗っている僕でも信頼関係を築くのに時間がかかる馬。そういう意味で主戦に戻るのは心強い」と岩田康の手腕にも期待する。狙い澄ました一戦で、昨年のリベンジを果たす。

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