【クイーンS展望】フェアリーポルカ重賞3連勝だ
「クイーンS・G3」(8月2日、札幌)
充実しているフェアリーポルカが中心になる。中山牝馬S、福島牝馬Sと重賞を連勝中。前々走はハンデ52キロに加えて展開にも恵まれた感はあったが、前走は後方からメンバー最速の上がり3F34秒5をマークと鋭い決め手を発揮した。川又助手は「馬体がパワーアップしてたくましくなりました」と成長ぶりに目を細める。
ビーチサンバは勝ち星こそデビュー戦のみだが、重賞で善戦が続いている。18年アルテミスS、19年デイリー杯クイーンC、ローズSでは世代トップを相手に2着。牝馬同士の重賞ならいつ勝っても不思議はない。洋芝の札幌は初めてになるが、安田助手は「スピードだけではなくパワーもあるので舞台は合うと思います」とプラスに捉える。
19年府中牝馬Sを1分44秒5の好時計で勝ち上がったスカーレットカラーも軽視はできない。G1での成績はひと息だが、牝馬同士のG3なら地力は上位。ヴィクトリアM15着からの巻き返しがあってもいい。
他では重賞2勝のコントラチェック、メキメキと力をつけているサムシングジャスト、藤田菜七子が騎乗するナルハヤに注目だ。