【POG】2歳戦独断評価 評判馬サトノレイナスが圧倒的支持に応える

 2歳新馬戦が開幕し、先週末は東京、阪神の2競馬場で計5レースが行われた。7日の東京5R・芝1600mでは、今年の弥生賞ディープインパクト記念を勝ったサトノフラッグの全妹にあたるサトノレイナス(牝、父ディープインパクト、美浦・国枝)が、単勝1・4倍の圧倒的な支持に応えてデビュー勝ちを飾った。

 道中はゆったりと後方で構えて、勝負どころから徐々に進出を開始。直線でルメールのアクションに反応してひと伸びを見せると、先に抜け出しを図った7番人気ジュラメント(2着)をゴール前で3/4馬身差とらえた。勝ちタイムは1分37秒7。さらに首差の3着には2番人気のアップリバーが入った。

 注目の一戦を制し、ルメールは「まだ子ども。真っすぐ走ったら楽勝だった」と苦笑い。国枝師は「やれば動くし7~8割の仕上げだったので、追ってからどうなるかの心配はあった。放牧に出して秋からかな」と今後を見通した。

(評価A)

先週の新馬戦勝ち馬評価一覧

ダディーズビビッド(牡、父キズナ、栗東・千田)

土曜阪神、5R・芝1600m、武豊「まだ仕上がっていなかったのですが、乗り味が良くて能力だけで勝った感じ。先々が楽しみです」(評価B)

ウインアグライア(牝、父マツリダゴッホ、美浦・和田雄)

土曜東京、5R・芝1600m、和田雄師「調教で目立ってなくて。実戦に行っていいタイプだったんですね」(評価B)

アスコルターレ(牡、父ドゥラメンテ、栗東・西村)

日曜阪神、5R・芝1400m、松山「スピードがありますし、最後も着差以上に余裕がありました」(評価B)

グレイトミッション(牝、父ダイワメジャー、美浦・菊川)

日曜東京、6R・芝1400m、菊川師「距離は1600mより1200mの方がこの馬のスピードが生かせそう。次は様子を見てから」(評価B)

(評価はS、A、B、C、Dの5段階)

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