【ボート】湯川浩司が3カドまくりで蒲郡周年V G1は12回目の優勝

 「オールジャパン竹島特別・G1」(19日、蒲郡)

 3号艇の湯川浩司(40)=大阪・85期・A1=が3コースから豪快にまくって人気の峰竜太(佐賀)を撃破。17年6月の若松周年以来、12回目のG1Vを飾った。通算では54回目の優勝。2着には茅原悠紀、3着は森定晃史(ともに岡山)が続いた。

 湯川が節イチのパワーを存分に発揮し、久々のG1タイトルを勝ち取った。S展示の進入は3対3の枠なりだったが、本番は「いろいろアドバイスをもらって」と3カドを選択。コンマ10のトップSを決め、圧巻のまくりを披露。バックで先頭に立つと、堂々のVロードを突っ走った。

 「Sはいい感触で行けて気持ち良かったですね」と会心の勝利に笑顔もはじける。相棒の31号機は勝率こそ低いが、選手間でも評判の力強さ。「がっつり伸び型でかなりパンチは効いていた」と無双の力強さを見せつけてライバルを圧倒した。

 今年は3月にびわこG2、そして今節はG1制覇とリズムはさらに加速。地元で控えるSG・オールスター(5月26~31日・住之江)も「長らく地元のSGで活躍していないので、ぜひ優勝したい」と闘志をみなぎらせた。

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