【高松宮記念展望】グランアレグリア短距離女王へ

 「高松宮記念・G1」(29日、中京)

 昨年度の最優秀3歳牝馬グランアレグリアが、短距離女王の座を狙って6F戦に駒を進めてきた。前走の阪神Cでも初の7F戦に見事に対応し、5馬身差の圧勝。センスとスピードを兼ね備えており、藤沢和師は「中京なら直線も長いし、問題ない」と未知の条件も不安視していない。休み明けで桜花賞を勝ったように、久々は不問。新コンビの池添を背にG1・2勝目を目指す。

 最大のライバルは僚馬となるだろう。昨秋のスプリンターズSを制したタワーオブロンドン。始動戦のオーシャンSこそ3着に敗れたが、他馬より重い58キロを背負ってのもので、悲観する必要はない。上積み十分のここで本領発揮といく。

 オーシャンS覇者ダノンスマッシュは、ここにきて充実一途。惜敗続きに終わったG1の舞台で、今度こそ勝利を狙う。フェブラリーSを制し、完全復活したモズアスコットが芝に帰ってくる。初距離と、豪遠征を見送った影響がどうかだが、参戦すればV候補の一角となるだろう。

 シルクロードSを快勝したアウィルアウェイもチャンスは十分。ダイアトニック、ステルヴィオ、モズスーパーフレア、アイラブテーラー、ナックビーナスなども虎視たんたんだ。

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