ミシェルはフランス帰国へ 社台ファームの吉田照哉氏が明かす

 地方競馬に参戦するミカエル・ミシェル騎手(24)=川崎・山崎裕=が、短期免許の失効後はフランスへ帰国することが21日、分かった。社台ファーム代表の吉田照哉氏(72)が明かした。

 吉田氏はデイリースポーツの取材に「(ミシェル)本人は日本に残ることを希望していたようですが、それも難しいみたいで、フランスに帰ることになりそうです。ただ、この先も地方には戻って来ると思うし、私もビザを取るなどのサポートをするつもりです」と説明した。

 ミシェルが地方競馬から交付された短期免許の期限は31日まで。4月以降はアメリカでの活動を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で断念。19日には「NAR(地方競馬全国協会)と話をしてどうするか、考えているところです。例外的な状況ですし、今回に限って何か解決策を見つけていただきたい」と窮状を訴えて、1カ月間の期間延長を希望していた。

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