【中山記念展望】3連覇を目指すウインブライトが中心

 「中山記念・G2」(3月1日、中山)

 登録馬の頭数こそ少ないが、マイル~中距離のトップクラスがそろって、見逃せない一戦になりそうだ。

 中心は3連覇が懸かるウインブライト。昨年もディアドラ、ステルヴィオなど強豪を撃破。その勢いに乗ってクイーンエリザベス2世C(香港)を制覇し、G1ホースの仲間入りを果たした。昨年12月の香港C(1着)以来の実戦となるが、中間の調整はすこぶる順調に進んでいる。今回は主戦・松岡が落馬負傷で休養中のためミナリクとの新コンビ。2週連続で追い切りに騎乗し好感触をつかんでいる。畠山師も「3連覇はもちろんですが、次に夢のつながる結果を出したい」と意気込みをのぞかせる。中山コースは重賞4勝を含む5勝を挙げる得意の舞台だけに、主役の座を譲るわけにはいかない。

 昨年は安田記念&マイルCSを制し、最優秀短距離馬を獲得したインディチャンプ。前走の香港マイルでは7着に終わったが、今年初戦に向けて着々と態勢を整えている。ただ、ベストはマイルだけに、1Fの距離延長を克服できるかが鍵となる。

 ラッキーライラックは昨年のエリザベス女王杯を制し、見事に復活を成し遂げた。前走の香港ヴァーズではグローリーヴェイズの2着と実力をアピール。首差の2着に泣いた昨年の雪辱といきたい。

 昨年秋のマイルCS5着からの巻き返しを図るダノンキングリー。ラストの瞬発力は現役屈指のものがあるだけに、4歳になってからの成長が楽しみ。ペルシアンナイトは2年以上も勝利から遠ざかっているとはいえ、17年マイルCSを制した地力は侮れない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス