開設６９周年記念「Ｇ３・春日賞争覇戦」が２７日から３月１日まで奈良競輪場で開催される。このＰＲのため、奈良県営競輪場の森本光博場長ら関係者が２０日、大阪市のデイリースポーツを訪れた。

　Ｓ級Ｓ班からは松浦悠士（広島）、平原康多（埼玉）、村上博幸（京都）が参戦を予定。松浦は今年最初のＧ１・全日本選抜の決勝で落車（携入９着）しており、そのダメージの有無が気になるところだが、今年は既に和歌山、高松の記念を連続優勝するなど現状での実力はナンバー１だろう。

　迎え撃つ奈良支部勢は、三谷３兄弟（政史、将太、竜生）と中井兄弟（太祐、俊亮）ら総勢７人が、沖縄県の石垣島で合宿も行い万全の態勢を敷いている。森本場長は「Ｇ３クラスで、３兄弟がそろって出場するのは珍しい。地元勢でタッグを組んで、いいレースをしてほしいですね」と期待を寄せていた。

　３月１日にはラニーノーズ、じゅんいちダビッドソンによるお笑いライブが行われる。また、神戸牛すじ焼きそば、大分唐揚げなどの「平日グルメコーナー」（２７、２８日）、北海道カニ鍋、博多もつ鍋などが各５００円で提供される「ワンコイン！あったか鍋フェス」（２９、３月１日）で舌鼓を打つこともオススメ。ほかにも子ども向けの「太鼓の達人選手権」など、老若男女が楽しめるイベントが満載だ。売り上げ目標は５３億円に設定している。