【シルクロードS】アウィルアウェイが豪快駆け 高野師「前走よりも上」
「シルクロードS・G3」(2月2日、京都)
アウィルアウェイは29日、栗東坂路。前半はセーブ気味だったが後半で一杯に追われると、パワフルな脚さばきで4F53秒4-38秒5-12秒6をマークした。高野師は「しっかり走れる状態。前回も良かったけど、今回は前走よりも上向いている」と仕上がりに満足げだ。
今回と同じ舞台だった前走の京阪杯は、落馬の影響を受けながらも4着と力を示した。「今回も相手は強いけど、この馬も上位争いできるだけの力はある」と引き続き好戦を描いた。
2歳の早い段階から活躍する孝行娘も4歳を迎えた。指揮官は「成長が止まるんじゃないかと思っていたけど、杞憂(きゆう)に終わった。気性面が素晴らしい。早熟じゃないですよ」とキッパリ。進化を続ける牝馬が、7回目の重賞挑戦でタイトル初奪取を狙う。