「２０１９年度ＪＲＡ賞」の受賞馬選考委員会が７日、東京都港区のＪＲＡ六本木本部で行われ、最優秀２歳牡馬には３戦無敗でホープフルＳを制したコントレイル（牡３歳、栗東・矢作芳人厩舎）が選ばれた。

　同じく３戦土つかずで朝日杯ＦＳ覇者となったサリオス（牡３歳、美浦・堀宜行厩舎）との一騎打ちとみられたが、フタを開けてみれば全２７４票中１９７票を獲得（サリオスは７７票）。圧倒する結果となった。阪神３歳Ｓが牝馬限定戦の阪神３歳牝馬Ｓ（現・阪神ＪＦ）になった９１年以降、朝日杯ＦＳ（００年までは朝日杯３歳Ｓ）の勝ち馬以外の馬が受賞するのは初めて。