【中山金杯】2番人気のトリオンフが久々の重賞制覇

中山金杯を制したトリオンフ(奥)=中山競馬場(撮影・三好信也)
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 「中山金杯・G3」(5日・中山)

 2番人気のトリオンフがしぶとく粘って、年始めの重賞タイトルをゲットした。

 予想通りブラックスピネルが先手を主張。淡々とした流れのなかで2番手をキープ。抜群の手応えで直線へ向くと、外から猛追するウインイクシードを頭差抑え、1分59秒5のタイムで18年夏の小倉記念以来となる重賞3勝目を飾った。

 落馬負傷の三浦皇成騎手からの乗り変わりとなったミルコ・デムーロ騎手は「三浦騎手は苦しいと思うけど、早く良くなってもらいたい」と気遣った上で「チャンスのある馬だと思っていた。思っていた通りの結果を出せて、うれしいね」と勝利を喜んだ。

 トリオンフは脚部不安から1年4カ月ぶりに復帰した前走で2着。自身にとっては昨年のオークス以来のJRA重賞Vに「馬も苦しかったと思うけど、よく頑張ってくれた。ボクもここまで苦しかったけど、年明け最初の重賞を勝てて良かった。(今年は)もっとうまいジョッキーになりたいし、もっといっぱい勝ちたい」と抱負を語った。

 2着に6番人気のウインイクシード、3着には11番人気のテリトーリアルが突っ込み、3連単は10万超馬券となった。

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