【競輪】三谷竜生が伊東記念初V 3番手まくりでSS最終戦を圧勝

 「椿賞争奪戦・G3」(24日、伊東)

 開催最終日の12Rで決勝戦が行われ、三谷竜生(32)=奈良・101期・SS=が最終2角3番手からまくって、伊東記念を初優勝した。G3優勝は10月の千葉(松戸代替開催)以来で今年2回目、通算5回目。2着は三谷マークの村上義弘、3着には6番手からまくった地元の渡辺雄太が入った。

 昨年のグランプリ覇者・三谷が、苦しみ抜いた一年を最高の形で締めくくった。「誰も来なければ、駆けようと思った。伊藤君が見えたので3番手に入ったけど、詰まったところで仕掛けた」と会心のレースを振り返る。

 決勝戦は赤板でイン切りした三谷が、伊藤-吉村の上昇を受けて3番手を確保。最終2角3番手からまくると、番手の村上とともにS班最終戦でワンツーを決めた。

 今年は2月別府、5月平塚、7月小松島と度重なった落車が影響し、2年間維持したS班の座から陥落する。「悔しい結果になってしまったが、来年はまたG1を優勝してグランプリに出られるように、しっかり頑張っていくだけ」。本来の脚力を取り戻した三谷が、新年1月の大宮記念から再始動する。

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