アーモンドアイ熱発で香港C回避 国枝師「有馬は馬の状態を見て」

 天皇賞・秋でG1・6勝目を飾ったアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)が、出走予定だった香港Cを回避することが30日、分かった。所属するシルクホースクラブがホームページで発表した。

 同馬は29日の調教後に熱発。当初は30日夜に出国する予定だったが、大事を取って遠征を取りやめた。国枝師は「昨日(29日)の夕方に38度5、6分まで上がりました。今朝、38度2分まで下がったが、獣医師の診断では輸送で(熱発が)ぶり返す可能性があると。残念だけど、現地の情勢もあったし、脚元とかシリアスなものではないからね。きょう検疫厩舎から厩舎に戻します。今後に関しては何とも言えない。(有馬記念への参戦は)出走したら1番人気になる馬だから。まだ時間があるし、馬の状態を見ながら判断したい」とコメントした。

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