東海大菅生が敗退 元プロ若林弘泰監督の最後の夏が終わる「三高に引導を渡されちゃいました」 あと1死でまさか逆転3ラン浴びる 日大三に惜敗
「高校野球西東京大会・準々決勝、日大三5-4東海大菅生」(21日、神宮球場)
東海大菅生が敗れ、2021年以来5年ぶり5度目の夏甲子園出場はならなかった。定年により今季限りで退任する元プロ野球中日投手の若林弘泰監督(60)にとっては、09年の監督就任以来、春夏合わせて5度目の聖地はならなかった。
東海大菅生は二回に先制されたが四回に反撃。3長短打を集中して2点を奪い試合をひっくり返した。六回にも1点を追加し、八回は1点を返されたがその裏に奪え返して4-2と2点差に。しかし、九回に連打から1死二、三塁とされ、2死後に2番打者の高道海心に逆転3ランを浴びた。
試合後、若林監督は「ホームランはちょっと予想してなかったけど、打った高道君はすごい。割切ってあすこで振れるのが三高なのかな」と相手をたたえた。ライバルの日大三が最後の試合になったことについては「三高に引導を渡されちゃいましたね。でも正直言うと、(日大三前監督の)小倉さんの最後は多分、僕なんで。僕は秋に勝って小倉さんが最後終わったんで。同じように(現監督の)三木さんにやられちゃいましたね」と話し笑った。「悔しいのは悔しい。でも選手はよくやったと思う」とナインをねぎらった。
若林監督は東海大相模から東海大、日立製作所を経て1991年度ドラフト4位で中日入団。95年に17試合に登板し1勝を上げたが、97年を最後に現役を引退。その後、名城大で教員免許を取得し、2007年に東海大菅生の社会科教諭に。09年4月に野球部監督に就任し、15年春センバツ出場。チームを春夏2度ずつの計4度の甲子園に導き、夏は17年4強、春は21年8強の結果を残した。
