【オート】68歳の長谷川啓が最年長V デビューから46年目で10年ぶりの優勝

 最年長優勝記録を更新した長谷川啓(左から2人目)
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 オートレースの長谷川啓(68)=川口・12期=が30日、川口オート最終日の12R優勝戦で逃げ切り、最年長優勝記録を更新した。68歳6カ月10日での快挙。長谷川の優勝は、2009年2月24日の川口以来、10年8カ月ぶりで通算20回目。これまでの記録は、16年5月20日に篠崎実(70)=川口・9期=が成し遂げた67歳2カ月24日だった。

 この日の長谷川は1番車で優勝戦に出走。0ハンデからコンマ12のスタートを決めると、2番車の石井大志(川口)と6周回をビッシリと競り合う展開に。20線から6番車の牛沢和彦(川口)が両者を猛追。6周4角でまくりを敢行した石井が外に流れると、長谷川の逃げ切りが確定。2着には牛沢が入った。

 「10年ぶりの優勝は、(前回の優勝がいつか)記憶になかったのでうれしい。逃げが得意ではないなので、6周回が長く感じた。

 20回目の優勝だが、19回目の優勝をした時に、辞めるまでにもう1回と思っていたので、夢が叶ってうれしい。

 久々のウイニングランはファンの方々が自分にも声援を送ってもらえるので、とてもうれしく感じた。

 あと何年、現役でいられるかわからないが、70歳までは絶対に現役でやります。70歳になった時に体力などを考えて、できればまだ現役でいます。オートレースが大好きで長くやりたいので、これからもよろしくお願いします」

 長谷川は1974年4月24日に選手登録。通算成績は1着849回、2着878回、3着798回、着外2622回。生涯獲得賞金額は9億1720万2418円。

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