【競輪】前橋寛仁親王牌 中川誠一郎はG1V4ならず9着大敗「番手をジャッカルされて」
「寛仁親王牌・G1」(15日、前橋)
台風19号の影響で1日順延、15日12Rで行われた決勝戦は村上博幸(40)=京都・86期・SS=が1着。打鐘からカマした三谷竜生(奈良)を追走し、ゴール前でかわして、2014年2月の全日本選抜(高松)以来となる、4回目(4日間シリーズ以上は3回目)のG1優勝を飾り、賞金2940万円を獲得。KEIRINグランプリ2019(12月30日・立川)出場を決めた。
一方、G1V4を狙った中川誠一郎(40)=熊本・85期・S1=は9着大敗。清水裕友(山口)をマークしていたものの、赤板前から小松崎大地(福島)に飛びつかれて、あっさり番手を明け渡してしまったうえ、何もできなかった。
検車場に引き揚げてすぐは、「(番手を)ジャッカルされて…」とラグビー用語を駆使して周囲の選手に説明。続けて「7割は(番手を競りに)こられると思っていました。あんなに早くから競られるとは…。外(競り)はキツいですね」と敗因を分析。
ローラーでクールダウンしながら「次(熊本記念=久留米開催)、頑張ります」と語った。