豪州G1挑戦の日本馬勢に高評価

 「魁!海外馬券塾」(9日)

 来週以降の豪州G1に出走する日本馬が、現地で高い評価を受けている。コーフィールドC(19日・コーフィールド、芝2400メートル)に挑むメールドグラース(牡4歳、栗東・清水久)は、TAB(豪州の公認ブックメーカー)の前売りで単勝9倍の2番人気(9日現在)。昨年のメルボルンC4着馬で、今季もG3勝利後、先週末のターンブルS(G1)2着と調子を上げている実績馬フィンシュに次ぐ支持を集めている。新潟大賞典、鳴尾記念、小倉記念と3つのG3を含む5連勝中とパワーアップが著しく、先行馬に有利な展開でもお構いなしに外から一気に突き抜ける力がある。差しの利くコーフィールド競馬場への適性も感じられるだけに楽しみだ。

 宝塚記念馬リスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作)は、コックスプレート(26日・ムーニーバレー、芝2040メートル)で、タンクレッドSなどG1・3勝を誇るアヴィリオスと並んで単勝5倍の1番人気に推されている。4月のクイーンエリザベスSで、女王ウィンクスに迫る激走を見せたクルーガー(牡7歳、栗東・高野)は、単勝17倍で9番人気の位置にいる。

 日本での馬券発売はないものの、19日にはコーフィールドSにスズカデヴィアスが出走。コックスプレートの前哨戦的なレースだけに、相手は強力だが好走を期待している。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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