【神戸新聞杯】ヴェロックス勝者に脱帽 川田「改めて相当強いと…」次戦は菊花賞へ

 「神戸新聞杯・G2」(22日、阪神)

 潔く勝者をたたえた。2番人気のヴェロックスは3馬身差の2着。終始、サートゥルナーリアが見える位置で運び、直線も上がり3F32秒5と力強い末脚で伸びたが、勝ち馬の背中は遠かった。川田は「久々で想定よりも力みが強かったですが、我慢してくれました。前哨戦としてはいい内容で走ってくれました。サートゥルナーリアは相当強いと改めて感じました」と皐月賞馬の走りに脱帽した。

 中内田師は「スムーズなレースはしてくれました。上がりが極端に速くなり、勝ち馬向きのレースになりましたね」と分析する。「何事もなければ次は菊花賞に」と、既に視線は三冠最終戦へ。皐月賞2着、ダービー3着と、春はわずかに届かなかったクラシックの栄冠。さらに状態を上げ、今度こそ至高のタイトルをつかみ取る。

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