【競輪】新山響平が函館記念V2 2角まくりでG3優勝も通算2回目

 66周年以来、2回目の函館記念を制した新山響平
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 「五稜郭杯争奪戦・G3」(25日、函館)

 開催最終日の12Rで行われ、新山響平(25)=青森・107期・S1=が、最終2角7番手からまくり、2016年7月以来で2回目の函館記念優勝を飾った。G3優勝も通算2回目。また、6Rのレインボーカップチャレンジファイナルは磯川勝裕(24)=東京・113期・A3=が制した。

 3年ぶりの記念優勝に新山は「まくりでしたが、勝てて良かった。地元地区の函館で勝てたことがうれしい」と大好きなバンクでの優勝を喜んだ。

 レースは前受けを選択。残り2周の赤板を目掛けて、カマしてきた南関トリオが先制。新山は7番手に置かれる。南が最終ホームから先まくり。その動きに反応して、新山は2角から一気に踏み上げると、後続をちぎって押し切った。

 5月のG1・日本選手権後から、自転車競技のナショナルチームBに所属。新たな練習の効果が、今回の優勝に直結した。8月のG1・オールスターではファン投票16位。3年連続でオリオン賞レースに選ばれた。

 「今のままなら、オリオン賞では勝負にならない。ナショナルチームの練習をしっかりして、脚力をつけたい。今後は競輪と自転車競技を両立できるように」

 来年の東京五輪出場とG1優勝を狙う新山にとって、記念2回目の優勝は通過点でしかない。

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