【オークス】ダノンファンタジー 反撃態勢整った 4Fの距離延長へ調整に余念なし
「オークス・G1」(19日、東京)
反撃に向け、着実に態勢は整いつつある。ダノンファンタジーは9日、中内田師を背に栗東CWを半周してから坂路へ。人馬のコンタクトを重視しつつ序盤はゆったりと入り、持ったままで4F56秒7-41秒0-12秒9を刻んだ。
猿橋助手は「前走後もダメージなく、順調に乗り込めています」と好感触を伝える。桜花賞は4着に終わったが、勝ち馬グランアレグリアが早めに仕掛けて動かざるを得ない格好に。「形的にもしんどかったです」。今度は自分の競馬に徹してG1・2勝目を狙う。
4Fの距離延長に対応すべく、「テンションのことを考えながら操縦性に重きを置いてやっています」と調整に余念はない。「リラックスして体を使えるようになってきている。スピードと能力で距離が持つように持っていければ」。2歳女王が復権を目指し、本番までにさらなる上昇カーブを描いていく。