【天皇賞】2着7回エタリオウ、最終追い上々 友道師「2勝目がG1なら最高」

 「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)

 もう銀メダルはいらない-。デビュー以来2着が7回を数えるエタリオウが、悲願の金メダル獲りに燃えている。友道師は「まだ1勝馬の身だけど、条件は合っているし、待望の2勝目がG1なら最高」と力を込める。

 最終追い切りは24日、栗東坂路で行われた。雨でぬかるんだ馬場でも、鞍上は決して気を抜かせない。終始手綱を小刻みに動かし、4F55秒4-40秒3-12秒7をマーク。目立つタイムではないが、単走でこの動きなら上々と言える。

 「先週、CWでミルコ(デムーロ)が乗って、今週は助手で坂路へ。全て予定通り」とトレーナーも満足げだ。「前走は少しエキサイトしたから、今回から浅めのブリンカーに」と現状打破へ投じた秘策。1週前追い切りで試した際には、「とても反応が良かった」とM・デムーロも好感触を口にした。

 「スタミナはある。持久力勝負に持ち込みたい」と長距離決戦に自信を隠さない指揮官。2着続きにピリオドを打ち、“最強の1勝馬”がここから、“最強馬”への階段を上り始める。

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