【アーリントンC】イベリス“圧逃劇”で大波乱演出 12番人気に猛反発!重賞初V

 「アーリントンC・G3」(13日、阪神)

 戦前の低評価をあざ笑うかのような“圧逃劇”だった。満開の桜の下、12番人気の伏兵イベリスが躍動。レース史上最高配当となる3連単136万1140円の大波乱を演出した。

 好ダッシュからハナを主張。前半3F35秒0の平均ペースで、そのまま直線に入ると左ステッキを連打。内ラチ沿いでしぶとく粘り込み、最後は猛追する後続馬を首差振り切った。「いいペースで行けてましたし、最後まで頑張ってくれました。前走は控えていい競馬じゃなかったので、行った方がいいと思いました」と浜中は笑みを浮かべる。自身は17年函館2歳S(カシアス)以来の重賞V。「だいぶあいたけど、ひとつずつ一生懸命乗っていきたい」と一層の活躍を口にした。

 同厩舎で重賞4勝を挙げたベルカントの半妹。「大きくなってほしいし、これからもっと良くなると思う」と指揮官は目尻を下げた。次走はもちろん、優先出走権を得たNHKマイルC(5月5日・東京)。「距離もこなしてくれたので、楽しみ」と腕ぶす鞍上とともに、さらなる高みへと駆け上がる。

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