【競輪】児玉碧衣が涙のガールズGP初制覇 最終2角手前からまくって決着

胴上げされる児玉碧衣=静岡競輪場(撮影・棚橋慶太)
3枚

 「ガールズグランプリ2018」(28日、静岡)

 グランプリシリーズ初日11Rで行われ、児玉碧衣(23)=福岡・108期・L1=が最終2角手前5番手からまくって1着。ガールズグランプリ初優勝を飾り、賞金1000万円(副賞込み)を手にした。終始、児玉を追走した石井貴子(千葉)が2着。1角過ぎから先行した高木真備(東京)は3着に粘った。

 レース後は九州地区の男子選手から胴上げで祝福。表彰式でインタビューを受けると「ありがとうございます」と涙を見せた。レースについては「自分の仕掛けるタイミングだけと考えていました」と振り返り、今年の賞金女王に輝いたことについては「すごくうれしいです」と笑顔で語った。

 今年は8月のガールズドリームレース(平)、11月のガールズグランプリトライアル(小倉)で優勝。そして、ガールズグランプリまで制した。「今年に入ってタイトルがたくさん獲れました。努力が実ってきたんだと思います」。最後に「師匠の藤田剣次さん、久留米の先輩たち、そしてファンのみなさん、家族の応援があって優勝できました。来年はタイトルを全部獲る勢いで頑張ります」と最後も涙ながらに抱負を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス