【ボート】三国周年は山口剛が優勝 3コースまくりで通算8回目のG1制覇

 「北陸艇王決戦・G1」(9日、三国)

 12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山口剛(36)=広島・91期・A1=が3コースからまくって1着。G1は2016年5月の大村周年以来となる8回目、通算29回目の優勝を飾った。1号艇で人気を集めた武田光史(福井)が2着、馬場貴也(滋賀)が3着に入った。

 苦手と公言していた水面で最高の結果を出した。山口が3コースからの豪快なまくりで三国での初優勝をG1で達成した。「うれしいの一言に尽きる。いつもは泣きながら帰っていたけど、うれし泣きで帰れます」と、マイナスイメージしかなかっただけにほほを緩めた。

 今年は1月の徳山周年の準優でフライング。罰則によりG1、G2を走れない時期もあり、思うような成績を残せなかった一年だった。自身も「ここ10年で一番苦しい年だった」と振り返る。それでも、今年最後のG1で優勝は来年につながる大きな結果となった。「苦しかったけど、成長はできたと思っている。自分の中で苦手な三国でG1を勝てたので、これからののろしになる」と来年の反攻を力強く誓った。

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