【ジャパンC】キセキ勝ち馬に脱帽2着 川田「普通なら押し切れている」

 「ジャパンC・G1」(25日、東京)

 断然人気に推された三冠牝馬アーモンドアイが、2分20秒6の驚異的なJRAレコードでV。とてつもないタイムで、12年ジェンティルドンナ以来、史上2頭目となる3歳牝馬Vの快挙を決めた。

 相手が悪かった。この一言に尽きるだろう。4番人気キセキは2着。ハナを奪って逃げると、直線は鞍上のステッキに応えて二枚腰を発揮。ただ、2番手で構える無敵3歳牝馬の反応が違い過ぎた。残り150メートルでかわされ、昨年の菊花賞以来となるG1戴冠はならなかった。川田は「とにかく自分の競馬を組み立てて。返し馬も競馬もすごく雰囲気が良かった」と振り返る。

 負けたとはいえ、この馬も3着馬を3馬身半も離し、従来のレコードを1秒2更新する走破タイム。「普通なら当たり前のように押し切れているレースだと思うのですが。これだけの素晴らしい馬がいますからね。目いっぱい頑張ってくれました。スタッフとキセキに感謝しています」。勝ち馬の強さに脱帽といった様子だった。

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