土曜京都の危険な人気馬
【京都9R・トゥザクラウン】前走の逃げ切り勝ちは、1000メートル通過61秒2のスローペースが味方した。勝ち時計も同日の500万下よりも0秒3遅く、同じ2回東京の3歳未勝利戦と同タイムでは評価できない。降級戦とはいえ、大型馬の久々。過去には9カ月ぶりで9着、2カ月半ぶりで6着と休養明け初戦を大敗している叩き良化型だ。
【京都11R・ドナウデルタ】母ドナウブルーはG1を7勝した三冠牝馬ジェンティルドンナの全姉。そんな血統背景に加え、鞍上がモレイラなら、人気を集めるだろう。ただ、外へモタれたり、前半進まなかったりと、まだまだ粗削り。前走も2着以下の馬で、その後勝ったのは1頭だけという低調なメンバーだった。信頼はできない。