優勝賞金３５００万円のダービーは２８日、守田俊介が栄冠をつかんで幕を閉じた。この優勝で、守田は年間獲得賞金額が７５００万円を超えて６位に躍進。グランプリ出場が当確となった。昨年のベスト６のボーダーが８４１８万円。トライアル２ｎｄ出場までは上積みが必要だが、狙える位置に上昇してきた。賞金バトルを締めくくるチャレンジカップの優勝賞金は２７００万円。出場する全選手が、優勝すればグランプリ出場のベスト１８に届く計算になる。

　女子賞金バトルは小野生奈が首位キープ。２位には長嶋万記が浮上してきた。すでに２６００万円を超えている６位の遠藤エミまではベスト１２入り当確。７位の竹井奈美、８位の日高逸子も安全圏に入ってきた。

　レディースチャレンジカップは優勝賞金４００万円。９位の松本晶恵、１０位の細川裕子はＦ休みで出場できないため、現時点でボーダー以下の藤崎小百合、落合直子、海野ゆかりには逆転の大チャンスとなる。