【神戸新聞杯】ワグネリアンが格の違い見せ完勝 エポカドーロは発馬でつまずき4着

 ワグネリアンで勝利し、ハイタッチをかわす藤岡康(撮影・石湯恒介)
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 「神戸新聞杯・G2」(23日、阪神)

 これぞダービー馬の底力だ。2番人気のワグネリアンが、直線をパワフルに伸びて快勝。秋の始動戦を最高の形でクリアした。勝ちタイムは2分25秒6。2着は道中最後方から直線大外を迫ったエタリオウ(3番人気)3着は逃げ粘ったメイショウテッコン(6番人気)。上位3頭までに菊花賞(10月21日・京都)の優先出走権を獲得した。皐月賞馬エポカドーロ(1番人気)はスタートでつまずいたのが大きく響き、4着に終わった。

 主戦・福永の負傷で代打騎乗を務めた藤岡康は「ダービー馬ですし、自信を持って乗りました。折り合い面を気をつけていましたが、道中は行きたがるところもあり、決してうまく乗れませんでした。最後は馬の力に助けてもらいましたね」と振り返った。この勝利で自身のJRA通算500勝に到達。「いいタイミングで勝たせてもらいました」と満面の笑みだった。

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