【地方競馬】菜七子「迫力あります」ばんえい初挑戦で総合2位タイの大活躍

 今年で12回目を迎える恒例のイベントが20日、帯広競馬場で行われた。19日の新潟競馬で2勝を挙げ、JRA女性騎手の最多勝利記録(34勝)に並んだ藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=が初参加。人生初のばんえい競馬に挑戦した。

 最初は馬の後ろで手綱を構えることに「やっぱり怖いですね。この位置(馬の直後)は絶対あり得ないところなんで」と恐怖を感じた菜七子だったが、JRA所属7騎手によって行われたエキシビションレース2競走では、4、2着で総合2位タイと大活躍に終わった。

 「ゲートが速くてびっくり。座ってても落ちそうになるくらい勢いがあって、迫力がありますね。第2障害もかなりの急勾配ですし。スタンドの声?集中してたので聞こえませんでした」と、初体験のレースを存分に楽しんだ。なお、2、1着にまとめた荻野琢が、出場6度目にして3回目の優勝を飾った。

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