ボートレーサーの吉田拡郎（３６）＝岡山・９０期・Ａ１＝が１７日、岡山県倉敷市の児島ボートを訪れ、地元に甚大な被害をもたらした倉敷市西日本豪雨災害の義援金として５００万円を、同ボートを通じて寄付を行った。

　前日の１６日にＳＧ・オーシャンカップ（若松）を走り終えたばかりの吉田は「こんな時にレースをしている場合かとも思ったが、自分にできることは何かと考え、ボートレーサーとして一生懸命走ることしかできない。しっかり走って少しでも多く寄付できるよう頑張ろうと思った」とレース開催中の心境を語った。結果は惜しくも優出２着。「優勝を逃したことは残念だったが、準優勝はファンの皆さんの応援のおかげ。これからも一走一走頑張って、被災地の復興に向けて微力ではあるが自分も力になりたいと考えている」と支援を誓った。