【七夕賞展望】マイネルサージュが混戦を断つか
「七夕賞・G3」(8日、福島)
荒れるハンデG3戦として知られているが、今年は傑出馬が不在で例年以上に混戦ムードが漂う。
中心の一頭として挙げられるのが、今年に入って好調なマイネルサージュ。白富士Sで3着に入り、強敵がそろった中山記念は9着に敗れたものの、前走の福島民報杯はメンバー最速の上がり3F36秒0を記録して勝利をつかんだ。勢いはある。
ワンブレスアウェイは前走のマーメイドSで2着と力のあるところを示した。1戦1勝の福島コースで勝利を狙う。課題のスタートをクリアできれば勝機十分だ。
力をつけているサーブルオールも注目。エプソムCで4着と、重賞でも通用するところを見せた。舞台変わりも問題はない。マイネルフロストは昨年、ゼーヴィントの切れに屈したものの、4角先頭の強気な競馬で2着に好走。軽視できない存在だ。
ほかでは福島牝馬Sで重賞初制覇を達成したキンショーユキヒメ、17年京都新聞杯の覇者プラチナムバレット、重賞で善戦しているレイホーロマンスなども有力。