菜七子が人生初講師「G1に乗せていただける騎手に」“JRA札幌セミナー”で登壇

 藤田菜七子騎手(20)=美浦・根本=が21日、人生初となる「講師」を務めた。

 札幌市内のホテルで開催された「JRA札幌セミナー」に、根本師と共に登壇した菜七子。会場に詰めかけた企業経営者を前に、時には愛らしい笑みを浮かべながら、騎手になったきっかけや、思い出のレースなどについて語った。

 菜七子は中央開催での騎乗機会こそまだないが、北海道へは騎手課程時代の研修や、セレクトセールの見学などで度々訪れている。「海鮮など、食べ物がおいしい印象があります。札幌競馬場でもいつかは騎乗したいです」と話すと、横で聞いていた根本師から、「北海道シリーズは、兄弟子の丸山元気が席を譲らないから」と厩舎の内情を打ち明け、会場の笑いを誘った。

 17日にはJRA所属馬での通算31勝を記録し、G1レースへの騎乗が可能となった。「日本ダービーは競馬に携わるものとしての夢だと思いますが、その前にG1に信頼して乗せていただけるような騎手になりたいです」と表情を引き締めた。

 8月23日には「2018ヤングジョッキーズシリーズ・トライアル」の門別ラウンドで、道内の競馬場での初騎乗を予定。企業人もとりこにした“菜七子スマイル”を見るために、レース当日は多くの競馬ファンが門別競馬場へ足を運びそうだ。

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