【POG】キュウドウクン 自慢の快速で初陣V狙う 雨モノともせず50秒8!
「新馬戦」(9日、阪神)
自慢の快速で初陣Vを狙う。キュウドウクン(牡、父イントゥミスチーフ、栗東・森)が9日の阪神5R(芝1200メートル)にスタンバイしている。
6日の最終リハには武豊が騎乗。降りしきる雨で渋った馬場もモノともせず、単走で軽快な脚さばきを披露。4F50秒8-37秒6-13秒2を刻んだが、当日追われた全頭の中で3番目タイの好時計。2歳馬離れしたスピードを見せつけた。
鞍上は「いい動きをしていたね。短距離のスピードタイプだと思う」と好感触。動きを見届けた森師も「ジョッキーが乗ったのもあるけど、動くね。スピードがすごい。おとなしいし、ゲートも速いよ」と評価は高い。
父は米国産のG1馬で、スピードに富んだ血統背景も魅力だ。馬名の由来は「弓道+呼称」-その名の通り、矢のように鋭いスピードで初白星を射止める。