【競輪】SPR賞は平原康多が制する

 「全プロ記念競輪」(27日、青森)

 12Rでスーパープロピストレーサー賞が行われ、平原康多(35)=埼玉・87期・SS=が吉沢純平マークから最終3角で番手まくりを放ち1着。スーパープロピストレーサー賞を初めて制した。2着には吉沢-平原後位を追走した木暮安由、3着には浅井康太に乗った吉田敏洋が入った。

 レースは残り2周半から吉沢が先行態勢に入ると続いて平原-木暮安由-中村浩士、古性優作-佐藤慎太郎-成田和也、浅井-吉田で打鐘。打鐘過ぎの2センターで古性が関東勢に襲いかかると、平原は自転車をヨコに振ってけん制。隊列が短くなった最終2角で、浅井がまくりで迫ってくると、平原は番手まくりを敢行し、後位の木暮とのワンツー決着を決めた。

 「全部、吉沢君のおかげ。吉沢君の力を見せつけるレースになった」と、別線に反撃の隙を与えなかった吉沢に感謝した。

 次の目標は2017年2月全日本選抜(取手)以来となる8回目のG1優勝だ。「決勝進出を逃した日本選手権は悔しい思いしかない。来月の高松宮記念杯(6月14~17日・岸和田)でリベンジができるように気持ちを入れて頑張る」と気合十分。京王閣記念V、全プロ記念競輪を制した勢いは止まらない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス