【大阪杯】スワーヴリチャード 内枠理想も…金鯱賞の経験生かす「包まれるよりいい」

 「大阪杯・G1」(4月1日、阪神)

 この枠をどう見るか。悲願のG1制覇を目指すスワーヴリチャードは8枠15番に決定。金鯱賞と同じピンク帽に、久保淳助手は「まあ、いいでしょう。決まったところでやるだけだから」とサバサバとした表情で話した。

 さほどゲートの出が速くはないだけに、恐らく理想は真ん中よりも内めの偶数枠だったはず。それでも、決してこの枠がマイナスになることはない。「大型で、ストライドが大きい馬。もしも最内枠が当たって、出遅れでもしたらどうする?そう思えば悪くないよ。包まれるよりは全然いい」。金鯱賞も、大外枠(9番)から鞍上が促してスッと好位へ。あの経験が本番に生きてくる。

 仕上げにも抜かりはない。金曜朝は、栗東CWを1周した後にゲートへ。駐立練習を施し、万全の態勢で決戦に備えた。「駐立は、トレセンでやる分にはおとなしい。レースに行くと気が入るけど、オンとオフの切り替えがうまいし、賢い馬だから」と同助手。あくまでも確認程度。特に心配はしていない。

 事前発表の馬体重は前回と同じ520キロ。「予定通り。金鯱賞のときが輸送で2キロしか減らなかった。当日は少し減るぐらいでちょうどいいと思うよ」。順調そのもの。あとは人事を尽くして天命を待つのみだ。

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