【大阪杯】ミッキースワロー万全の仕上げで大舞台へ 前走は余裕残し!菊沢師手応え

 「大阪杯・G1」(4月1日、阪神)

 未知の可能性を秘めた大器が、いよいよ古馬相手のG1の大舞台に挑む。ミッキースワローを送り出す菊沢師は「このメンバーを相手に、どのくらいの力の差があるのか。胸を借りるつもりです」とチャレンジャーの姿勢を強調した。追い切り翌日の29日は美浦北馬場で調整。春休み中の交通渋滞を避けるため、万全を期して同日夜に美浦トレセンを出発し、阪神競馬場に向かう。

 デビューは遅かったものの、一戦ごとに着実に前進してきた。年明け初戦のAJCCは2着だったが、厳寒期でもあり、決して目いっぱいの仕上げではなかった。「そんな状態でもいい競馬をしてくれたし、力を付けたなと感じた。4歳になって顕著に成長がうかがえる」と師は確かな手応えをつかんでいる。

 昨年のNHKマイルCをアエロリットで制した横山典との“義兄弟タッグ”で、再びG1奪取へ。「先週、先々週と(追い切りに)乗ってもらい、感触は確かめてもらっているので」。25日の中山でJRA通算2700勝を達成した名手は今週、史上3人目の“50代G1ジョッキー”も懸かる。相棒のポテンシャルを引き出し、新たな勲章を手にするか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス