【ドバイSC】ビュイック&アップルビー師不気味… 日本勢にとって脅威に
「ドバイシーマクラシック・UAE・G1」(31日、メイダン)
各レースに有力馬を送り込むゴドルフィン軍団。なかでも、ターフにブレアハウスで、シーマクラシックにホークビルで挑むビュイック&アップルビー師のコンビは、日本勢にとって脅威となりそうだ。
UAEと英国でゴドルフィンの主戦を務める鞍上は29日、冷静な受け答えの中にも確かな自信をのぞかせる。「ブレアハウスは悪い抽選(15番)になったが、ペースに合わせて競馬ができるからね。ホークビルも力をつけている。サトノクラウン、レイデオロはいい馬でライバルとしてみているけど、いいチャンス。特別な31日になるだろうね」と野心を隠さない。
指揮官もタイトル奪取に向けて虎視たんたんだ。「ブレアハウスは3歳が終わってから去勢したが、ここまで順調に来るとは思わなかった。驚いている」と、進化に目を見張るほど。「ホークビルは前めでペースをつくる馬だけど、前走は控えてレコード。位置取りを問わないのは強み。力を出し切ってくれれば」と意欲的だ。
25日の高松宮記念(ファインニードル)で、日本でも旋風を巻き起こした世界のゴドルフィン。今週もロイヤルブルーの勝負服が、ホームの中東で存在感を放つ。