【南関東競馬】リッカルド7馬身差の圧勝 転入初戦で重賞タイトル

 「グランプリカップ・S3」(7日、船橋)

 南関東転入初戦だった3番人気のリッカルドが3番手追走から直線で抜け出し、後続に7馬身差の圧勝。2番人気のロワジャルダンが2着、7カ月ぶりで5番人気のキャプテンキングが3着に入った。1番人気のケイアイレオーネは直線で伸びず5着に敗れた。

 JRAから船橋の佐藤裕厩舎に転入し1カ月。リッカルドがいきなり重賞タイトルを手にした。逃げる2年前の東京ダービー馬バルダッサーレを見ながら、ケイアイレオーネと並んで2、3番手を追走。直線に入ると、後続を引き離し、先頭へ。後続に7馬身差をつける圧勝劇だった。

 「このメンバーでこれだけ離して勝つとは思わなかったけど、返し馬で“本当にいい馬だな”と思った」と矢野貴は振り返った。昨年は自身初の南関東リーディングに輝き、30日に川崎で行われた「佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ」で優勝するなど、今一番勢いのある騎手の手綱もさえ渡った。

 この勝利でリッカルドは「ダイオライト記念・Jpn2」(3月14日・船橋)と「かしわ記念・Jpn1」(5月2日・船橋)の優先出走権を獲得。管理する佐藤裕師は「距離的に、ダイオライト記念より、かしわ記念を目指すことになると思う」と、昨年6着だったJpn1の舞台に、今度は南関東の主力として登場することになりそうだ。

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