【根岸S展望】カフジテイクが連覇に向けて出陣
「根岸S・G3」(28日・東京)
カフジテイクが連覇を狙う。追い込みタイプで展開に左右されるだけに、流れが向かなかった前走のチャンピオンズCは参考外。相性のいい東京コースで賞金をしっかり加算させて、フェブラリーSへ弾みをつけたい。
サンライズノヴァは昨年6月にユニコーンSを勝っているが、現状では千四の方がベストと言っていい。前走は逃げたディアデルレイをつかまえ切れなかったが、距離短縮、コース変わりは間違いなくプラス材料。勝機は十分にあるだろう。
ノンコノユメは15年武蔵野Sを最後に勝ち星から遠ざかったまま。千四は初めてとなるが、直線の長い東京コースなら後方からでも届くはず。自分のスタイルに徹して復権なるか。
キングズガードは昨年7月のプロキオンSで待望の重賞初V。8着に終わったチャンピオンズCも最後方の位置からよく追い上げており、流れが向けば一気に突き抜けてもおかしくない。昨年2着のベストウォーリアにとって、左回りの千四は言うまでもなく適条件。古豪の逆襲に警戒したい。
勢いならアキトクレッセントだ。武蔵野Sで3着に入り、前走のギャラクシーSを快勝した。ここで一気に初タイトル奪取のシーンも。ノボバカラは近2戦は結果は出ていないものの、重賞3勝の実績は軽視できない。
地方から参戦する2頭にも注目。ブルドッグボスは前走のおおとりオープン(大井)はキャリア初のマイル戦ながら、逃げ切って4馬身差の楽勝。ロワジャルダンを問題にしなかった。展開ひとつで上位進出の可能性はある。ラブバレットはクラスターC、兵庫ゴールドトロフィーで2着に入るなど、いつ重賞を勝ってもおかしくない力の持ち主。JRA勢にひと泡吹かせるか。