【JC展望】現役最強馬キタサンブラックがG1・7勝目に挑む

 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 キタサンブラックがジェンティルドンナ(12、13年)以来となる史上2頭目の連覇、そして歴代最多タイの中央G1・7勝目を目指して出陣する。極悪馬場の天皇賞・秋は、武豊の好騎乗もあって見事にV。「前走でこの馬の強さを再認識した」と主戦も舌を巻く底力を発揮した。1週前追いでは抜群の動きを披露し、状態面も不安はない。

 挑戦状を叩きつけるのが3歳馬レイデオロだ。仕上がり途上の神戸新聞杯を楽勝し、ダービー馬の威厳を見せつけた。先週の追い切りにはルメールが駆けつけ、「前走はズブかったけど、今回は集中していた。すごく良くなった」と大幅な上積みを強調。一気の頂点獲りへ、申し分ない気配を漂わせている。

 天皇賞・秋でキタサンブラックと大熱戦を演じたサトノクラウンは、以前のようなムラが完全に解消された。地力は互角だろう。“3強”ムードだが、昨年の3着馬シュヴァルグランも虎視たんたんだ。

 外国馬は例年通り小粒。今シーズン好調で2年連続の来日と気合を見せているイキートスがどこまで頑張れるか。

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